火蓋は切って落とされた

そこまで大げさなことでもない。


テストが始まりました。
初日は現代社会と数学?。
現代社会は8割以上選択問題。
授業聞いてるだけでノートをとっていなくても多分50点は取れる。
ただ、てっきり国名を答える問題が出ると思いヨーロッパにヤマを張って覚えたら、都市の名前と国の組み合わせを答える問題が出てきたのには絶望するしかなかった。
○○の△△としたときに聞いたことのある感じのものを探していく。
実のところ最初はアフリカの方にヤマを張り、テスト前にヨーロッパに移ったので正直大して覚えてはいない。
教科書についている地図で勉強したのだが、そこに都市の名前が載っていない。
なので都市の名前は常識クイズ状態。
その都市の中に光る「アムステルダム」の文字。
この名前……小学生のころにやった気がする。
そう思い記憶を探ると、港のようなところだったと思い出す。
それほどそのやたら強そうな名前とダムという言葉は印象的だったのかもしれない。
しかしそのアムステルダムが一体どこにあるのかが分からない。
ヨーロッパ。
海沿いはたくさんある。
どれが正解か。
大陸側であるような気はした。
そこで私の脳をよぎったのがポルトガル
これまた小学生のころになんだか名前の語感がよく、覚えていた国名だった。
ポルトガルは……ちょうど海沿いにある。
そうだ、きっとこれに違いない。
そう思い、解答用紙にばっちりそう書いた。
テスト終了後、周りの人が言うにどうやら違うらしい。
自信満々に書いたところが不正解。
結構ショックはでかい。
アムステルダムがあるのはオランダ。
確かに言われてみればオランダもどことなくアムステルダムな感じがする。
これだけアムステルダムと書けばいやでも覚えるだろう。
もう気分的には復習というより復讐に近い意気込みで頑張っています。
他のところも考えて書いたところは、おそらくどれも組み合わせが正しくない。
5問考えて書いた。
全部で10問なのだから、残るは5問。
でもオランダはまったく分からず、考えて書いていないほうに含まれている。
考えた方は全滅だろうから、結果としてよくて4問正解。
まだ結果は出ていないが、こういうのはやっぱり直感のほうが強いのかもしれない。


数学の方はなんだか人をなめているのではないかというぐらいの難易度だった。
問題集に載っている応用問題のような難易度のものがまったくない。
場合分けの問題が出てくる覚悟で望んだが、そんなもの存在しなかった、多分。


てっきり、数学?が一番最初のテストだと思い込んでいたため、最初が現代社会だと知ったときは拍子抜けしてしまった。
時間割は持っているが、明日何があるかしか気にしていなかったためにこんなことがおきてしまった。


明日はプログラミングとかを学ぶ科目と、保健。
プログラミングとかは相当やさしい難易度で出てくるようなので、保健さえ勉強していればおそらく問題はない。
その勉強すべきは人工呼吸のやり方と骨・筋肉の名前。
完全な暗記科目なので時間さえ、あとやる気があればどうとでもなる。


ただ、今日私はなぜか家で理科に手を出していた。
これまた提出するものがあるため、それの消化活動を。
20分あれば骨と筋肉の名前は覚えられるだろうし、人工呼吸はテスト前にチラと見ればきっと平気という根拠のない希望的観測に基づいて、2日後の教科をお勉強。
理科は公式がたくさん出てくる。
数学みたいに音楽聴きながらだと集中して取り組めない。
まず、覚えるところから始めないといけない。
面倒だ。


おやすみなさい。