慣れない

人間、恐怖心って持ってますよね。
まず、本来動かないはずの物が動くのを見てしまったとき。
視覚においての恐怖。
さながら黒板をひっかくような恐怖の音を聞いてしまったとき。
聴覚においての恐怖。
ただならぬにおいが鼻の中を駆け巡ったとき。
嗅覚においての恐怖。
触ったときに思いのほかの硬さだったとき。
触覚においての恐怖。
舌に乗せたその瞬間に体中に嘔吐感が襲ってきたとき。
味覚においての恐怖。


それらのうち一つでも含むと慣れにくいわけです。
そして現在それに立ち向かっている自分がいます。


それはドアを開け部屋に入った瞬間に突然動き出しまず視覚への攻撃を行います。
それと同時に「ギリギリギリ」と音を鳴り響かせ聴覚への攻撃。
そこでことを行うと訪れる悪臭という名の嗅覚への一撃。
そして硬そうな場所に触るとやってくる以外に柔らかいという事実と共に触覚へのとどめの一撃。
これまででは考えられないことでした。


うん、味覚が無いのは分かってるんだ、でもこういう現実は理解してほしいし分かってほしい。
文章力が稚拙なのも分かってる。
稚拙だから文章力だなんて単語を書いてしまうのも分かってほしい。
でも一番分かってほしいことがある。




これ、ウォシュレットになったトイレの話ね。