4本立て

昼の2時に起きた。
正しくは、昼飯の時間だと起こされた。
遅い昼食をとったあと、布団の中で暖をとった。
12時間寝ているのに寝足りなかったのか、すぐにまた眠ってしまった。


夢の中で、涙を流した。
それは感動の涙ではなく、悲しみの涙だった。
夢の舞台は、自宅だった。
不幸な出来事から始まったその夢は、悲しみと同時に恐怖も含んでいた。


どのようにかは覚えていないが、しばらくして夢の内容が変わった。
沼地のエリア8で、他の人とともにナルガクルガと戦っていた。
大剣の溜め3をナルガクルガの振り向きに合わせて振り下ろしていた。
夢で見た内容だけれど、何か違和感があった。
どこかが違うと感じた原因は、視点にあると思う。
ゲームの画面らしくなかった。
自分がハンターの視点でナルガクルガを見ていた。
ゲーム画面とは違った臨場感があった。


ナルガクルガを倒して、また夢が変わった。
時は深夜、私はテレビを見ていた。
やたらと知的な突っ込みをする大阪が出てくるあずまんが大王のアニメがやっていた。
世界地図が駆使されていた。
あと4コママンガも夢に出てきた。


そして最後、入った男が女になって出てくるうどん屋ののれんをくぐったところで目を覚ました。
すごく悶々とした状態での目覚めとなったが、その目覚めは自分でしたくてしたものじゃなかった。
昼のように、また飯の時間だと起こされたのだった。
私は唖然としてしまった。
休日をごっそり無駄にしてしまったと気づいたときにはもう遅い。
そして私は開き直りの扉を強く開いた。


おやすみなさい。