ティッシュがない 気づいたときの あの焦り

花粉で苦しんでる最中、ティッシュに手を伸ばして、そこにティッシュがなくただ空箱しかなかったときの悲しみ。
鼻は、鼻水たちはもうその気になっているのに、優しく受け止めてくれる相手役のティッシュがいないと困る。
鼻たちの気持ちはどこへやればいいんだ、と考えながら、慎重に部屋を出て、開けていないティッシュを取りに行く。
どんなに警戒しようとしても、結局家の中ですから油断してしまって、まったく無事のままティッシュにありつけることはない。
常に戦い。


先週の木曜日から学校が休みだったから、今日は久しぶりの登校日だと感じた。
登校日が来るのは別に拒むことじゃないけれど、短縮日課で昼休みがないのは辛い。
通常日課だとこの授業の後は昼飯だ、という風に頭の中に入っているのではなく、その授業の後が昼飯だと頭、あるいは腹は思っているらしく、すぐにおなかが空いてしまいます。
何より、昼休みの人のガヤガヤした雰囲気にふれられないと、なんだか元気が出ません。
今朝は雨が降っていたせいか、四方八方からマイナス要素をかき集めてきたみたいな空気でした。


何より、私自身が午前中はずっと眠気に襲われていた。
授業中に寝るべきか、寝ないべきか、とりあえず目をつぶってみようかな、そんなことをしちゃダメだ、と葛藤を繰り返してたら1日が終わりました。
今週がテスト期間明けでよかったと思います。
もしも授業を進められたりしようものなら、眠ろうなんてこと考える余裕がありませんから。


目をギュッと閉じると涙が出てくる。
メガネをかけているのに、花粉なのかゴミなのか分からないが、図々しく人の内側に入ってくるとは不届き千万。
それを追い出す策として涙が出てくるのだけれど、それを拭く術がない。
手を伸ばせばそこには空箱。
涙とともに参上する鼻水が慌てふためいて変なところに出撃してしまう前に、ティッシュを得なければなりません。
平和は遠い。

いくらティッシュを抜いても中身が減らないボックスティッシュがほしい。


おやすみなさい。