眠らないことのススメ

徹夜しろという意味ではありません。
疲労が増加すると睡魔も増加する。
これを何らかのエネルギーに変換できればいいのに。


昨日は昼寝をしなかった。
なので休日である今日に昼寝をすべきなのだけれど、通っていた中学校の文化祭の日だったのでそれを見に行くこととなっていた。
毎年恒例の吹奏楽部の演奏。
今年はひどかった。
演奏がひどいかどうかは素人の私にはさっぱりだ。
しかし演出がひどい。
これで終わります、の言葉の前からアンコール発言。
そのアンコール発言の前には既に題目が次の曲になっている。
だから終わるはずがないにも関わらず、アンコールしている。
誰かがふざけていったのにみんなが乗じてしまっただけかと思っていたら、吹奏楽部の代表が「アンコールありがとうございます」と。
そして最後の曲は〜と、既に犯人はヤスレベルでネタバレされている曲名を言う。
アンコール前からそれを歌うことはみんな知っている。
ひどいサクラだ。
それに、今年は泣いている部員が見られなかった。
去年とか一昨年とか、まだ自分がいたころは先輩への言葉みたいな、そういう大きな何かがあって、文化祭のメインはまさに吹奏楽、みたいな風だったのに。
今じゃ淡々と進められるだけの演奏会です。
やっぱり部員が減っているのが問題なのでしょうか。
減れば減るほど感動が薄れてしまう。
ただ、自分の知るところではない。



犬ってすごいですね。
何がすごいって、パワフル。
外に出た瞬間走り出す。
人を見つけたら走り出す。
犬を見つけたら喧嘩を売る。
現実にいたらすごく嫌な人になりそうです。
自分は友人が犬を散歩させるのを見ていただけでしたが、犬とは仲良くなれないと思いました。
お化け屋敷なんかは命を落とす心配がないから別にやせがまんでなんとでもなる。
けれど犬は違う。
口をあけると見えてくる牙。
人間にある、とがった歯の名は犬歯。
その名に違わぬようなとがった歯。
現実のものなので漫画チックであるはずもなく、当然リアル。
そこがさらに現実味を帯びていて恐ろしい。
幽霊なんかより遥かに恐ろしい。
幽霊なんて存在を知りさえしなければ恐れることもないのですから。
ちなみにその犬の散歩についていくことが終わったあとは少し嫌な汗をかいていました。
冬なのに。
肝試しとかなんかよりも遥かに。
なんだか「はるかに」という言葉が何回か出てきているようです。
こうしてひらがなで見ているとなんだか「はるさめ」の姉妹料理みたいな名前ですよね。



そんなこんなで疲れた自分は家に帰って、ゲームをする気力もなく眠りました。
しかし夕食まで1時間となく迫っていたので、大して眠れません。
30分ほどでおきました。
それでもそのとき見た夢は体感で1時間以上あったように思います。
相対性理論はすごい。
そして二度寝の睡魔に降伏することの幸福さについてぼーっとしている頭で考えた結果、夕食を食べてまた眠ることに決めました。
結論から言うとウシにはなりませんでした。
この結論が求められているか怪しいのでなかったことにしましょう。
夕食は睡魔との闘いの中行われたものだったので、はやく食べ終わって眠ろうと食を進めようとするのですが、あー動かずに眠りたいという気持ちが応戦してしまってなかなか進みません。
なんとかその気持ちに打ち勝ち食べ終わってから5分も経たないうちに、私はまた眠りに落ちました。
今度は1時間ぐらい眠っていたでしょうか。
また夢を見て、それは4時間分ぐらいのように感じられました。
夢の中で現実よりも長い時間行動しているのは得なのか、よく分かりません。
目が覚めたら風呂に入りました。
風呂の気持ちよさでまぶたが思い。
目を瞑っていると楽になれる。
でも目が覚めたときは楽ではなくなる。
そう思い仕方なくとっとと髪と体を洗い、用を済ませた浴室からさらばして、布団に入りました。
やっぱり風呂に入ると目が冴えますね。
このタイミングでその日昼寝をしないということが確定します。
風呂に入った体は眠る気、睡魔の一切を捨ててしまうようです。
そしてそれを続けるとテンションのおかしい人のできあがり。


おやすみなさい。