暇な時間をつぶす方法を探せ

朝の登校時、バスや電車では何もしない。
暇なのだ。
というわけで私は適当に音楽を頭の中に流している。
イヤホンを買おうと思って忘れているため、PSPに音楽を入れても聴けない。
さすがに何十人も人がいる空間で大音量の音楽を垂れ流す精神は持ち合わせちゃいない。
だからひたすら車内ではひたすら頭を使っている。
うっかり眠ってしまうこともない。
安心だ。
朝、電車はまず座れない。
バスはたまに座れるが、座ると眠ってしまう恐れがある諸刃の剣。
初心者にはオススメできない。
なので私はたくさん席が空いているような状態でない限り立つ。
これなら人に席を譲る必要がないので気が楽。
さらに立ち続けなければならないことで車の揺れに耐え続けなければならないため、まず眠らない。
何で冬休みにこんなことを書いているのだろう。


冬休みに入ったら、暇な時間は40分どころではない。
ほとんど1日中暇だ。
まだ冬休みは始まったばかりだけれど、暇。
予定がないと本当にすることがない。
弟に声をかけてもパソコンから離れない。
弟がパソコンしているのだから自分は一人で何かするしかない。
そしたらゲームか昼寝しかない。
NEETの活動の選択肢みたいなものしか出てこない。
そんなわけでゲーム、目が疲れたら昼寝。


昼寝(時間的には夕方)したとき、いい夢が見れそうだった。
眠るとき、「さて眠りにつくぞ」と目を瞑り意識をどこかへ飛ばそうとするとたまに、集中しすぎているのか微かな風の音が聞こえることがある。
自分の呼吸もなんだか新鮮なものに感じられる。
すると、確実に自分は布団の中だという感触はあるのに、明らかに現実ではないところに自分がいたりする。
自分が普段見る夢とは違い、そこでは自分の考えたことが起こりやすい。
妄想が具現化されているようなもの。
しかし自分は眠ろうとしているので頭が回らない。
気づけば筋骨隆々で黒々とした男に首を絞められそうになっていたりする。
掛け布団の上端がちょうど首のあたりにかかっていたりすると、本当に絞められて苦しくなっているような気分になる。
1回頭の中でそういうことを考えてしまうと、自分にとって不都合なことばかりになってしまう。
良くしようと頑張っても、何の脈絡もなく首のあたりの掛け布団が押さえつけてくるような気がしてしまう。
結局、自分に都合の良い世界を作る努力を諦めて目を開ける。
そこにはいつもどおりの天井しかない。
そしてまた眠りにつこうとする。
ついたらついたで、また今度は普通の夢を見る。
内容は忘れてしまったが、悪い夢だったような気がする。
悪夢と熟語で呼ぶほどは悪くはない。
でも悪い夢だった。
純粋に良い、楽しい夢を見たい。


おやすみなさい。