短い1日

目が覚めたのは昼の1時前だった。
昨日パソコンの電源を切ったころには既に窓の外が明るくなっていたのだから、朝食の時間がなくなってしまったのはしかたのないことだった。
昼過ぎまで眠ったにも関わらず、8時間と眠ることができていない。
親に起こされてしまったのだからしかたがない。
そしてどうやら、これから家族全員で外食行こうということらしい。
あなた方は何時間も前から活動しているかもしれませんが、こちとら30秒前に起きたばかりでして、その上食べるものがハンバーグときたものだ。
朝食兼昼食としてのカロリーとしては申し分ないかもしれないが、寝起きにそんなでかいものを美味しくいただけるわけもない。
かといって行かないという選択肢は頭の中になかった。
そのときはぼーっとしていて考える余裕がなかった。
そして着替えて、車に乗り込みお店へ。
頭がまったく働かないので、家を出てから席に誘導されるまで一言も発さなかった。
マンガやドラマにいたら完全に空気キャラだ。
席に誘導した店員を見ると、髪の毛のせいでしっかりとは見えなかったが、どこかでみたことあるような気がした。
名札を見て理解した。
中学時代の同級生じゃないか。
なんでよりによって今日ここでバイトしているんだ。
別にかっこつけたいわけじゃないのに、なんだか寝起きの自分がはずかしく思えてきてしまった。
意味もなくへこんだ自分は、結局ハンバーグを口にしている間も、帰りの車の中でも喋らなかった。
そしてすることがなかったので布団に入った。
気がつけば夜の8時だった。
夕方の記憶がない。


夜はパソコン。
ニコニコ動画のランキングの作品をいくつか見て、ゲームにうつった。
モノリスフィア、昨日ダウンロードしたゲームだ。
途中、突然ゲームが強制終了して30分を失ったりして、気がつけば3時を過ぎていた。
それでもゲームをする手は止まることがなく、4時にやっとクリアしてやめた。
でも緑クリスタルが集まらなくて投げそう。
ラスボスやってて東方思い出した。


わー外があかるーい。
眠らないという選択肢が頭の中にある。
徹夜すると怖いものなんてなくなるらしいです。
夜更かしはたくさんあっても、徹夜はしたことございません。
そして朝早くに起きるということもあまりしたことがないので、外のこの妙な明るさにちょっとした興奮を覚えます。
わーすげー。
母親が起きたけれど、まだ眠る気になれない。
でもとりあえずすることもないので、布団に入りたいと思います。
あと2時間もすれば弟が起きてなんやかや言われてしまうのを避けるためにも。


おやすみなさい。