びょーいん

徒歩数分のところに病院があると便利。
行くことがないのが一番だけれど、まったく病院とは無縁な生活をおくれる自信はない。
今朝早くに行って、採決してすぐに結果でますからね、とか言われて座って待つ。
すぐっていってもさすがに冷凍食品をレンジでチンするみたいな時間ではない。
1時間近く待たされてお話聞いてお終い。
夜更かしのせいで、9時すぎにもかかわらずものすごく眠かった。


外傷とかはまったく関係ない検査をしてもらうのに、診察室の前に書かれた先生の名前の上に外科と書いてあったのが不安だった。


自分が小さいころ、注射怖かったのかな。
なんかテレビとかだと小さい子どもは注射が怖い、みたいにやってますけど、自分は全然覚えていない。
小さい子は興味津々で注射を打つところを見ちゃって、そのせいで痛みが増すんだろうから医者の顔の後ろにでもゴレンジャーとかのポスター貼れば結構大丈夫だったりしそう。
今時ゴレンジャーはないか。
注射は怖くないけど包丁は怖い。
料理するのにあの道具が必須とかおかしいと思う。
あれを使わなきゃならない時点で自分が料理を好きになれないのは目に見えてる。
調理実習とかも使い終わった食器を洗うとかの、包丁を使わない作業だけを自然とやっていた。
りんごの皮むきのテストとか誰が得するんだよ。
皮むき終わって油断したところで指のあたりにりんごの皮じゃない赤色が現れるとかやめて欲しい。
カッターとかは、あの刃の部分をしまえるから使わないときは視界に入らない。
でも包丁は常にさらされてる。
しっかりと手入れされた包丁は私を見てよと言わんばかりに輝いている。
包丁だけじゃなく、包丁で何かを切るのを見るのさえ怖い。
テレビの中ならまだなんとかなるけど、目の前でやられたらもう駄目。
こんなに包丁を嫌っているけれど、別にトラウマみたいなものはない、はず。
なんでここまで嫌いなのか分からない。
でも怖いものは怖い。


夜中ににゃーにゃーねこが2匹ほど外で鳴いていた。
包丁ほどじゃないけど怖かった。


おやすみなさい。