パンを見て

先週は授業が早く終わったから、普段より早い時間に移動メロンパン屋に寄ることができた。
そのときカレーパンが目に付いた。
メロンパンだけ買って帰ると、親がそのカレーパンを買っていた。
私が帰る前に買われたものだから当然、できたてじゃない。
食べたら美味しかったので、できたても食べてみたいと思い、毎週水曜日にそのメロンパン屋は来るので、来週買おうと考えた。
あまりにも買いたかったから、火曜日に対して「なんでお前は水曜日じゃないんだ」と理不尽に愚痴をつけたくなるくらい水曜日がいとおしかった。
そして今日、水曜日。
授業が終わって、いつもと変わらない時間のバスに乗る。
メロンパン屋は降りるバス停のすぐ近く。
バス停が近づくにつれワクワク。
ふと、サイフの中身を確認すると、なんと100円玉が入っていなかった。
今日の昼、友人に貸したのが最後だったらしい。
仕方ないからお札にはたらいてもらおう。
バスから降り、店の前でお金を取り出し、「カレーパンをください」と。
「すみません、カレーパンは売り切れです」と言葉が返ってきた。
仕方ないからメロンパンを買って帰った。
買いたいものが買えなくて、そこを去るとき、嫌な汗をかいていた。
先週は、昼に寄れたからあったのか。
だからこれまで売り切れていたカレーパンの存在に気がつかなかったのか。
あそこのカレーパンを帰りに入手するのはどうやら絶望的なことになったようだ。
行きも朝早くには出てないので無理。
テスト期間が勝負ということか。


今週はなかなか眠れない。
別にそんなに起きようとも思ってないのに3時とか4時とか。
布団入って、浅い眠りとそこから目を覚ます、ってのを2,3回繰り返してやっと寝れる。
このとき見る夢は明晰夢のようで、自分の意のままに夢の中でワープしたりとかできるのですが、それをすると現実のほうの体に金縛りだかよく分からない苦しみが襲ってきます。
だから悪夢といえば悪夢。
細かいとこは操れないから、結局襲われたりして気分悪くなる。
そして目を覚ます度、時計が刻々と7時に近づいていくのを見てため息をつく。
なんでもない平日なのに2時間半しか寝ないとかちょっと。
昼寝してるんですけどね。
だから今日の講演会は、睡魔がキャンプファイアーでも始めてるんじゃないかというぐらい辛かった。
眠いけど周りのノイズが。
講師のお話も、3歩進んで2歩下がる、まとめにたどり着くまでにいったりきたりが多くて聞いてられない。
1歩1歩ゆっくり進んでいくのは分かりやすくする上で必要なことだから構わないけれど、スキップで刻んでいく、ポンポン飛ぶのはやめてほしい。
ぼうっとした頭じゃ理解できない。


上を向いて歩こう
帰り道、上とは行かずとも前を向いて歩いていたら、空き缶に足を取られた。
人の歩くところに、どこでも駄目だけれど、空き缶を捨てるなんて。
足をとられたというか、缶をちょっとだけ蹴る形になったからよかったものの、これがしりもちをつくとかだったら恐ろしい。
うつむいて歩こう。


おやすみなさい。