メロンパン

月曜日はパソコンづくし
火曜日に授業に飽きて
水曜日にメロンパンをたべる


平日はそんな生活を繰り返していたはずなのに、今日は違った。
バスから降りるとメロンパン屋台ののぼりが立っていた。
あれ?今日は水曜日だっけ?
おばさんの笑顔に騙されるところだった。
学校などの世間が間違っているのか、それともメロンパン屋が間違っているのか、結果は明らか。


今日来たって事は明日は来ないだろう。
ということは、火曜日の胃袋と水曜日の胃袋が喧嘩しちゃうはず。
「水曜日、おまえ毎週メロンパン食っててずるいぞ、ひとつよこせ」
「これは私のよ、あんたはゆっくり寝てなさい」
「そんなに食ったら太るぞ」
「!!」
みたいな喧嘩が。


ファンタジーな設定で考えると火は男で水は女のイメージ。
風は性別がよく分からない。
雷は偉い人で、性を超えた存在。
月火水風雷。



これは何曜日、って決まってるものがずれると調子が狂う。
もしやあのメロンパン屋は私の宿題を妨害するための刺客?


おやすみなさい。