スリ傷って言うけれど、べつにスリスリしたいとは思わない

学校で体育祭の練習があった。
普段は積極的に運動に取り組まない私にとって、こういう機会はとても大切。
だから体がついていかなくてもやる気だけはある。


クラスリレーの参考のために、走ったタイムを計ることになった。
みんなどんどん走っていく。
そして自分の番がやってきた。
スタートの合図と同時に走り出す。
1歩、もう1歩。
そして3歩目でつんのめり、4歩目を出したつもりの私は宙に浮いていた。
浮いていたと言っても、別に私に浮遊能力があるわけではない。
当然落ちる、ニュートンの言うとおりだ。
結局タイムを計ることなく、できた擦り傷をきれいにしてお終い。


転んでできた擦り傷は、腰のあたりにある。
腰を動かさないで生活する、なんてことは人間の間接から考えて無理のある話だ。
だらけた姿勢をとってしまうと、きちんとした姿勢に戻るときに少しうめき声を上げてしまう。


他の人が走れている中、どうして私だけが転んだのか考えてみた。
きっとそれは運動不足よりも睡眠不足のせいだろう。
私は毎朝、バス停に向かってダッシュしている。
私の脳は「こいつが走るって事はバス停に向かうに違いない!」という勘違いをしてしまったのだろう。
バス停に向かうときはカバンを持っている。
けれどタイムを計るときにカバンを持っているわけがない。
ノリノリな脳は、そんなことを考えてくれないから、当然バランスが崩れる。
原因は8:2で運動不足より睡眠不足のほうが悪い。
傷のこともあるし、明日の朝は早く起きるようにしよう。



文化祭のときに書いた会計報告書が突きつけられて書き直しを命ぜられた。
残業してやっとのことで作り上げた資料を、翌朝に偉い人に見せたら「こんなのはダメだ」と言われたヒラ社員と同じ気持ちかもしれない。
肩の荷が下りたと思ったらこんなことになるとは。
ちなみに訂正内容は「もっと大雑把に」だそうだ。
努力が水の泡になって消えていくサマが目に見えるようだ。



プログラミングに関してボーっとしながら勉強を始めようと思ったら、なぜかアンサイクロペディアにたどり着いてしまった。
Python(パイソン、プログラミング言語)のページがツボに入った。
でもハーディ・ラマヌジャン数というものを知識として取り入れることができた。
アンサイクロペディアで発見した用語をウィキペディアで調べるってのはなんだか不思議な体験をした気分だった。


おやすみなさい。