すっごいふつうのひと

食っちゃ寝、食っちゃ寝をするのがいつもの休日。
なのに今日は、漢字の勉強をしたり、バラエティ番組を見たり、読書したり学校のために時間を割いたりと、なんだかいつもらしくなかった。


漢字検定を申し込んだ。
それが3週間以上も前のこと。
準2級だから、まあ受かるだろうなんて楽観的に考えていたけれど、もし落ちてしまえば2000円が無駄になることに。
それはいけないと思いながら、それでも勉強しないまま、受験日まで一週間となった。
家にある漢検の本は、中学のときに取った3級のものしかないし、全然勉強できる状態じゃない。
けれどあることを思い出した。
そういえば、昔「漢検DS」を買ったな、と。
しばらく使ってなかったDSに、ホコリまみれのケースから取り出したソフトを差し込む。
無事動いたし、データも残っていた。
ホッと一安心。


でもタッチペンがないことに気がつく。
漢字を書き取る必要があるため、タッチ画面は頻繁に使われるというのに書くためのものがない。
しばらく指をつかって文字を書いていたけれど、誤認識されたときに書き直すのがものすごく面倒。
しかたないので弟のタッチペンを借りた。


送り仮名を含めた書き取り問題で、「お」を書くと「む」に間違えられる。
漢字よりひらがなを先にやらなきゃいけないのか。
あと「重」「惑」「盛」もなかなか出てきてくれない。
漢字の書き順がイヤでも覚えられちゃう。


対義・類義語辞典とか、四字熟語辞典とかがついていれば完璧なのに。
四字熟語は意味を知ればすんなり覚えられる。
意味を知らないと字として並んだときに何も面白くないから頭に入ってこない。
勤倹力行とか、金城湯池とか。
でも、意味に関してはワンステップおいて自分で調べさせたほうが覚えそう。
ただ、サブゲームみたいなもので、誤答した場合答えが出てこないのは辛い。
DSで漢検の類のゲームが出始めたころのやつだから不親切なのは仕方ないのかもしれないけど。


おやすみなさい。