動物図鑑

友達と一緒に、哺乳類図鑑を見た。
いろいろと新しい発見があったけれど、その内容を覚えていない。
知識にするにはまだ遠いところにある。


何かを知っただけだとそれはただの情報でしかない。
自分でその情報を使うことで初めてそれは知識になる。
なので知識を増やすには、覚えたてのことを人に話すのが効果的だと、私は思う。
ただ今回の哺乳類図鑑は、ちょっとばかり範囲が広すぎた。
丑年の年賀状を書くために覚えた偶蹄目という言葉が知識に変わった。


漢字も使って覚える、書いて覚える。
初めて出会った漢字とは、すぐには仲良くなれない。
だからどこかで出会っておく必要がある。
私の場合、それはゲームソフトだった。
PSのソフトは結構漢字が使われている。
RPGなら読む文字が増えるほど、使われる漢字もたくさん増えていく。
小学校低学年ぐらいにそういったところで出合った漢字に、高学年や中学生になったときに出会う。
「おまえは、あのときの……」と運命の再会を果たす。
そして「おまえの全てが知りたいんだ」となって意味や成り立ちを覚えるに至る。
こういう関係をたくさんの漢字と持つことが、漢字を学習しやすくする第一歩。
他の漢字に浮ついて、ちょっと前に出合った漢字のことを忘れないように、何度も会いに行くのも大切。
つまり「漢字にふれておく→調べる→復習」をすればいいという、なんとも普通な意見。
子どものころにふれてなかったからキッカケがないよ、って場合は一から始めないといけない。
あと、どんな学習においても「勉強している」と考えちゃいけない。
「賢くなろうとしている」だとか「話のタネを増やそうとしている」と考えないと、モチベーションが上がらない。
部首の成り立ちは知っておいたほうが楽だし、それを知るだけで漢字はグッと楽しいものになる。
楽しむならやっぱりスタート地点から楽しまないと。


おやすみなさい。