黒笑小説

「怪笑小説」「毒笑小説」に続く東野圭吾の短編小説集。
作家を主人公にした話が4つあって、それらの話はつながっている。
残りの話は下ネタ数編とブラック数編といった感じ。


「巨乳妄想症候群」
主人公のイラストレーターは職業柄巨乳を描かされることが多く、気がつけばどんなものでも巨乳に見えてしまう「巨乳妄想症候群」にかかっていた。


なんだか男子中学生の妄想ノートにでも書いてありそうな話。
妄想ノートなんてものがあるかは知らないけれど、分かりやすい内容は中学生にウケそう。


シンデレラのガラスの靴が消えなかったのはなぜか、それが分かる「シンデレラ白夜行」と合わせて、周りより一歩上を行きたい中学生に、きっとオススメできる内容。


黒笑小説 (集英社文庫)

黒笑小説 (集英社文庫)


おやすみなさい。