今日は、近所で祭りがあった

幸せな気持ちになるきっかけをたくさん持っていれば、辛いことなんて気にならなくなる。
学校に行きたがらない人は、適当に好きな異性がそこにいると思い込めばいいのに。
きっと学校に行きたくなる。



バイトをした。
会計をした商品を、袋に入れずにそのまま持つ場合、買ったものだと分かるようにその店のテープを貼る。
子どもが親に「ポケモンキッズ」を買ってもらうところを想像すると分かりやすい。
箱にテープをペタリ。


私はレジに立っていたので、当然そういうこともやることになる。
2人の子どもを連れた女性がやってきた。
他の食品とは別に、子どもに買ってあげたと思われる食玩はテープをつけてくださいといわれた。
テープをつけるとその子どもがこう言った。
「ありがとうございます」と。
食玩はひとつだけじゃなかったので、もう2つにもペタリペタリ。
そのたびに子どもが「ありがとうございます」と言うもんだから、たまらない。
かわいい、ものすごくかわいい。
ここで言うかわいいは、ハムスターとかに対して使うタイプのかわいいだから、別に相手の性別は問題にならない。
あの子には、すごく元気を与えてもらった気がする。
さらりとお礼を言えちゃうなんて、きっとあの男の子は大物になる。
人に幸せを与えられる人間はすごい。


幸せになるきっかけ、っていうのは人それぞれだと思う。
私のそれは、他の人より数が多いと思う。
数あればいい、ってものじゃないけれど、人の日常的な行動に関して大量に仕込まれてるから、人と居る時は大抵幸せ。
もしかしたら、幸せというものとはちょっと違うかもしれない。
心が暖かくなるというか、ときめくというか。
特殊な感情が、私の心の中にいる匠の手により、丹精を込めて作り続けられている。


おやすみなさい。