クリスマスイブ・イブ

うちにはもうサンタさんは来ないようだ。
”サンタさん”ではなく”父親”に「○○が欲しい」という風に頼み始めた辺りから、クリスマスと自分の誕生日は違いを失った気がする。
ネコ型ロボット(ドラえもんではなく、純粋にネコの姿を持ったロボット)を欲しがってたころの幼い私はどこに行ったのか。
”サンタさん”に確かにお願いしたはずなのに、結局ネコの形をしたロボットは家にはやってこなかった。
なんで欲しがったりしたんだろう。
ちなみに、昔から今に至るまで、私は動物が苦手。
大型犬が家の中に居るとか、その家をアトラクションと呼んで問題ないレベルだと思う。


最近は暇なので、フリーセルをしたりwebマンガを読んだり、来年受験生になるとは思えない時間のつぶし方をしている。
パソコンをしながらでもふと視線を横に揃えば、何も書かれていない年賀状が視界に入る。
宛名書くのがすごく面倒。
脳内を形にする機械が欲しい。
お願いサンタさん。


バイトにようやく慣れてきた。
進研ゼミの主人公ならこの調子で何もかも上手くいく。
ただその主人公はみんな「やればできる」の”やれば”の部分に取り組める人間で、私はそうではないという現実が。
努力を続けられたら苦労はしない。
苦労すらしてないかもしれない。
でも、勇気だけは欲しい。
バイトのほうでも、技術面では褒められたけれど「あとはもっと元気が出てれば」と言われた。
本人は元気なつもりなのだけれど、一体何がいけないというのか。
ただ少なくとも言えるのは、友達とバカみたいな話で盛り上がってるときよりは元気ではないこと。
バイト先で、見るだけで楽しくなるような何かを見つけないと。


おやすみなさい。