惑星レンジャーと恐怖の学校

夢の中で1日と10時間ほど経過したせいか、現実では3時間しか経っていなくて目が覚めたときに少し混乱した。


擬人化された惑星たちの会議に参加した。
数年前の月の光のせいで木星が今大変なことになっている、という話題が上っていた。
太陽の光を被ってるだけで、月は光っていないのに。


会議を行っていた場所は屋敷。
私は最初、屋敷に忍び込めという命令を受けていた。
誰から受けていたのかは分からない。
夢の中で、そこから始まったのだ。
屋敷の前まで来ると、私は正門から入ることを試みた。
一切忍び込んでないじゃん、と思うかもしれない。
まさにそのとおりで、私が入ろうとすると、突如警報が鳴り出して、私は一時撤退せざるをえなかった。
撤退といっても、すこし門から距離を置くだけ。
門のほうを見ると、トラックがくぐっていった。
それを見て、再び門に近づいてみた。
すると今度は、戦隊ヒーローみたいな服に身を包んだ人たちが、私の後ろから跳躍して門を飛び越えていった。
その人たちは明らかに不審であると私は判断したが、屋敷のほうで警報が鳴るようなことはなかった。
なら私も大丈夫なんじゃ、と再び足を踏み入れるも、やっぱり警報が鳴った。
そして私の意識は一度ここで落ちた。


気がつくと、惑星たちの会議の場にいた。
集まっているのは、さっきトラックに乗っていた人と戦隊ヒーローみたいな人たち。
月だけは惑星ではないにも関わらず参加していた。
でもよく考えたら私も人間だから、参加しているのはおかしいのか。
話を聞いていると、どうやら地球がやばいらしい。


それで地球を滅ぼす滅ぼさないという話になったところで私の意識は布団の上に戻っていた。
地球が滅ぶという、ショッキングな内容の夢を見たことにより、これは神のお告げなんじゃないかと考えてしまい、布団から出れなかった。
もし本当に滅んだらどうしよう、などと考えていると、ドアが開いているのか、別の部屋からテレビの音が聞こえてきた。
クレヨンしんちゃんだった。
私は布団の中で目を瞑っているはずなのに、声を聞くだけで映像も再生されているようだった。
しんのすけとひろしが、グラビア写真集を見ていた。
そして私は再び眠りについた。


目を覚まして「地球のこれから」という重いテーマをどのように処理すべきかを考えながら夕食を食べた。
そして、気がついた。
今日はクレヨンしんちゃんは放送していないということに。
なんと、アレも夢だったというのか。


しんのすけ達の声を聞いて眠ったあと、また別の夢を見た。
舞台は地元で、近くの中学校と公園が主だった。
同級生との会話が、どこか懐かしく感じた。
夢での目的は「間に合わなければいけない」ということだった。
何になのかは分からない。
とにかく私は急いでいた。
足から血を流しながら走ったり、近くの公園にくぐるとワープできる袋が埋められていたり、夢らしい要素がたくさんだった。
校舎内で、時間がないぞ、とあせっていると、何かイベントが始まったようで、校舎内に活気が出た。
教室内では卓球などのスポーツが繰り広げられ、皆スポーツに取り組んでいるようだった。
それらに参加する暇のない私が、階段を上ろうとすると、部活で運動をしていそうな女性が4人ほど私の前で階段を上っていた。
上は体操着で、下は緩めのブルマのようなものだった。
なぜかそのときばかりは、急がずにゆっくりと歩いていたから不思議なものだ。


血や涙が流れる展開が続き、夢から覚めた。
普段に比べていやな夢を、続けて見てしまったせいか、なかなか布団から出る気力が出なかった。
疲れてるのかなぁ。


ですます調をすっかり忘れていた。
人間、簡単には変われないようだ。


おやすみなさい。