なんらかのペアー

私のとっている授業Aと授業Bに、それぞれQさんとWさんがいたとします。
その2人と私は別に親しいわけではありませんし、その2人の接点も分かりません。
そんな2人が、廊下などで一緒に楽しく話をしているところを見ると、こちらも楽しい気分にさせられます。
自分のいないところでも、他の人は何かをしているんだ、ということを改めて感じるのです。
張られた伏線が回収されて、一点に集約していく様を見せ付けられたようだからかもしれません。


今日は、話す内容がまとまってないのに友達に話しかけることが多かった。
あるいは、話すのが面倒になっただけかもしれない。
勢いだけはある。
内容がないよう。


小雨がパラパラと降る中帰り道を友達と歩いていると、落語の話になった。
そのときに『がまの油』とか『十徳』なんてものが友達の口から出てきた。
どこかで聞いたことがある気はするのに、思い出せない。
友達も、題目だけ覚えていて話の内容は忘れていたのか、内容を話さなかったけれど、私は悔しかった。
こういうときに、自分が備えている知識を引き出すことができないのは悔しい。
そうして人は学習する。


おやすみなさい。