ねみみみみず

水をなぜ「みず」というのか、知っていますか。


今となってはひどいものですが、昔はどこの水も綺麗でした。
全く汚れておらず透明で、注意して見ないとそこに本当に水が流れているかも分かりません。
昔の人は何か体に冷たいものを感じたら、それは水の仕業だと考えていたそうです。
浴室だとかの水場に幽霊が現れやすい、っていう話はここから来ているのかもしれません。
見えないから「見ず」という音が当てられて、「水」と呼ばれるようになったのです。
今の水は、濁ってしまっていて流れているのがよく見えてしまいます。
嘆かわしいものです。


水着は、水という名前がついていますが、元々は水とは関係のないものでした。
これまた昔、日本では体全体を覆う着物を着ていたため、露出の大きいものはあまり好まれていませんでした。
そんな中に現れた水着ですが、露出を増やすというのは勇気がいるものです。
初めて着た人は、恥ずかしさのあまり、着替える際に目を瞑っていたそうです。
そこから、「見ずに着る」ということで「水着」という名がついたのです。
元々は、現存する下着との差別化を計った下着という風に使われていたのですが、名は体を現すというように、水に入る際に着用する衣服をさして使われる名前になりました。


まあ、全部デタラメなんですけどね。



こんなことよりも、本棚に「ウホウホドンキーくん」の2巻が2冊あったことのほうが重大です。
最近までは1冊しかなかったような気がするのです。
私の使っている本棚は、過去にも身に覚えのない物が増えていたことがあったので、慣れてしまいそうです。


最近、暇になると頭の中に「水着」っていう言葉が浮かんできます。
文字だけがぽんと出てきて、映像は一切ない。
その度に私は、濁音の気持ち悪さを感じます。


勉強しよう。


おやすみなさい。