しょうもないよう

『虎の威を借る皮算用
『取らぬ狸の皮算用』の一歩上の愚かさを表現したことわざ。


「宝くじが当たったらアレを買って、コレも買って……」と考えるのではなくて、「宝くじの抽選会を操作できる凄腕がオレの友達には居るんだぜ、だからアレ買ってコレ買って……」と、自分の実力以上の人間を利用することを前提に何かを夢見ること。
その前提をクリアできるかどうかは問題にはならない。


帰り道を歩いているうちにパッと頭の中に降りてきたしょうもないことわざを披露しました。
皮算用って、YOYO言ってるラッパーに愛されるべき言葉だと思います。
ラップのかしこさが、きっと3ぐらい上がるし、かっこよさもことわざボーナスで上昇するし、すばらしい。



しょうもないことを考えながら歩いた帰り道は、大雨が降っていました。
折りたたみ傘を広げるとき、風の吹く方向に少し引っ張られて、自分の力のなさを感じてしまいます。
こういう日に限って、向かい風がはりきっている。
対抗するように、傘を少し斜めに傾けると、思いがけない方向から雨が降り出したりして、これも厄介、
また、あまりにも傾けすぎたせいか、ちょうど服と肌の間、に傘から水滴が落ちてきました。
こんな小さな一撃に襲われてしまうなんて、服よ、オマエは一体なんのために着られているのか。
肝心なときに守ってくれない。


おやすみなさい。