ぜんまいざむらいとおでんくんが被って、最終的におだんござむらいになる

卒業式の予行練習がありました。
司会をしていた先生のグダグダっぷりから察するに、非常に意味のある予行練習だったと思います。
今日がなければ、本番は大失敗に終わっていたでしょう。
本番はきっと無事に終わります。
私は、卒業生を拍手で迎え入れるのと、起立着席を繰り返して礼をすることしかできないので、力になれるかは怪しいです。


髪が目に入りやすくなって鬱陶しくなった。
朝のバスの中では、髪の毛のせいで涙がジワジワと出てきた。


なので床屋に行ってきました。
椅子に座ると、切られた髪の毛が服にかからないように、いろいろつけられて、手を自由に動かすのが困難になったところで、右目に髪の毛が入りました。
痛い、いきなりトドメを刺しにかかってくるわけじゃなくて、ゆっくりと力を込められて痛めつけられている感じだから、あっと声が出るわけでもない。
店員に、目に髪の毛が入ったので払ってもらえないかと言うのも、なんだか恥ずかしかったのでガマン。
髪を切り始められて、前髪に触れられた瞬間、救われた気持ちになりました。


床屋で髪を切られている最中、基本的には目を閉じています。
たまに目を開けるのですが、そのときに自分の髪を切ってくれている店員さんが視界に入ると、背筋の辺りがぞわぞわします。
目を閉じてるときは、自分と、その髪が切られていくことの間に何かがあるという意識が薄れちゃうのですが、実際には刃物を持った他人の手で切られているのです。
後ろから突然声をかけられたり、肩に手をかけて呼びかけられたりするだけで驚いてしまう私からすれば、床屋で他人に自分の頭をゆだねるのは命がけです。
ジェットコースターとかより、スリルあると思います。
私は絶叫マシン乗ったことないですけどね。


おやすみなさい。