スーツ姿の女性は優

ざあざあと雨の降る中卒業式が終わりました。
予行練習のグダグダを省みたのかどうかは分かりませんが、今日も先生方はかみかみでした。


当然ですが、式の最中に眠くなってきました。
卒業生が起立し、在校生が着席した状態だと、誰かが壇上に上がっても先輩の背中しか見えません。
そこにくわえていつ終わるとも知れないお話を聞かされているのですから、目のひとつやふたつ、瞑ったっていいでしょう。
卒業式後に、卒業生が企画した行事の写真のスライドショーとかがあって、在校生と卒業生の激しい温度差に何かほほえましいものを感じました。


来年度から私の学年がトップ。
けれど、いくら後輩が入ってこようと、部活動に入っていない私には大して影響はない。
授業が一緒になるくらいだから、騒がれなければ構わない。



「かくせいいでん」ってありますよね。
祖父とか祖母とか、父や母をあるいはそれよりも上の世代を飛び越えて、遺伝してるっていうやつです。
だいたいが、祖父とその孫に共通した凄い才能がある場合に使われますから、私はてっきり「覚醒遺伝」だと思っていました。
脈々と受け継がれていく血筋の中で、眠っていた才能が覚醒して遺伝した。
だから覚醒遺伝。
ところが、いつだったかヘキサゴンで問題として出されたときに答えの「隔世遺伝」という文字を見て、自分の間違いに気づきました。
こういうのって、なかなか発見しにくいですよね。
発見できたら、なんだかすごく得した気持ちになれます。
ルパン三世のテーマの始めが、「ルパンルパーン」ではなくて「ルパンザサード」と言っているのだと知ったのと同じくらい、きちんとした知識が埋め込まれたのを感じます。
間違いに気づくのはいいことです。


おやすみなさい。